2005年02月13日

Live 2005.02.12 愛内里菜

2005.02.12 RINA AIUCHI VALENTINE LIVE 2005 - GIRLS PLAY BOYS -@なんばHATCH
出演 愛内里菜 三枝夕夏 望月美玖 上木彩矢 中村由利

ライブの内容は、2日前の横浜公演と同様。客の入りもほぼ同様、完売に近いところまで入ったような様子だ。盛り上がりについては、横浜に比べて少々押さえ気味なところも。実際5列目以降は申し合わせたように客同士に隙間があいたような立ち方をしている。
今回に限らず各会場では客のキャラクターがあって、東京(関東)は血気盛んなお祭り騒ぎ、
大阪は心奥深くで想いを燃やすような、名古屋は両方のいいところどり、という雰囲気を持っている。今回もそんな典型的な雰囲気が当てはまっていたようにも思えるが、盛り上がって初めて成立するともいえるスタンディングライブとしては、少々物足りないところもあったのかもしれない。

今回の会場「なんばHATCH」は、自分は初めての体験。
(なにせ、東京在住の一般人なもので)
当日大阪の天気は晴れ。だが気温は最高8度、最低1度という極寒の世界。そんな中、悲劇的な番号を手に、またもやTシャツ1枚で待機。
そこで、最終調整という言い訳を立てて会場時間の押しが伝えられる。言語道断。寒いんだから勘弁してくれというわけではなく、スケジュールの乱れはミスそのものだ。まして事務所おひざ元の会場、である。結局アーティストにステージ上で謝罪させるような羽目になる(今回はそれもなかったが)。こんな状況では、スタッフの気が緩んでいると判断する客だって俺以外にもいるはずだ。
こうして器の小さい人間が一人、ようやく入場。センター5列目に落ち着く。
横浜BLITZよりは一回り小さいが、ステージの間口の広さは印象的な会場。客席のどの位置からも無理することなく出演者の姿をみることができるはずだ。

ライブがスタートすると、いつの間にかアーティストの真正面の位置に。これまで、センターの位置に来たことはあったけど、本当の真正面にきたことはなかった気がする。舞台から見ると、視線は自然と正面の奥または壁に向く。最前列などは、意外と意識しないと視線が行かないのだ(これは、ステージ上の人間の見え方で「下を見る=小さく見える」という基本があるから。顔を上げて照明のすぐ下辺りに視線を向けると、胸が張って体が大きく見え、照明も良い角度で表情を照らすことができる)。そんなことを考える余裕もないまま、いつもより視線の合う回数の多いことで、すっかりテンションも上がってきた。まあ視線が合ったと思ったこと自体、大抵いつも勘違いなんだが。
そんなわけで、PPPHのコールもぶっ通し。目を食いしばるようにして叫び、目を開けると、愛内の目線が。俺が気づくと、愛内はそのタイミングで俺を指差し、がんがんいくぞ、の表情。ほかは勘違いだとしても、これは俺宛に意思表示されたみたい。声は歌い手さんのところまでばっちり届いているようだ。

あの表情が、ひょっとしたら「ちょっとあんた、やかましいから黙っといて」という意思かもしれないなんてことは疑いもせず、トップギアのままライブ観戦は続く。
ちょうど俺の前に微動だにしないでステージを見ている男がいる。その隣の毛の薄いおじさんも平成生まれと思われる女の子もジャンプするところで、彼は全く身動きしない。こんなところにいないで家に帰ってDVDでも見ていてくれ。
額縁に飾られた高価な絵画は、それ相応のものを見ている人に与えてくれる。だけどときには、ページをめくると人と背景が飛び出し光と音があふれ出てくるような絵本だって、人を幸せにしてくれるものだ。そんな絵本をライブ会場に求めて来る人は多いはず。自分の価値観を人に押し付けるのは良くないが…でも何か、腕組んで難しい顔をしながら絵本を読み解いているような、彼にはそんな“ずれ”を感じる。単純にもったいないな、と思う。
ひょっとするとアーティストにとっても、楽曲制作やプロモーション活動などの業務は、眉間にしわをつくるような難しい作業なのだろう。でも少なくとも、ライブの本番中は、アーティストも絵本を広げて大騒ぎする子供に戻っているはずだ。その中で、苦悩や迷いを解決させるだろうし、新しい発想を得たりするのかもしれない。

もちろんこんなことは言うまでもないことだ。でも、あまりにも多くの要素が絡んでくる中、見失ってしまうにはもったいない、核心となること、である。少なくとも自分には。
posted by Jori at 23:59| Comment(2) | TrackBack(0) | Live | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。