2005年08月14日

Motorcycle 北海道-5日目

 5時半起床。すっかり明るくなっているが、曇り空。まぶたと体が少々重い。
 毎朝やっていた朝食&コーヒーも、どうも気がすすまない。ぐるんぐるん体を回転させて体操、よし出発。
 長袖Tシャツの上にジャケットという服装なのにだいぶ寒い。そんな気温でも、相棒はセルを押して1秒でアイドリングの1千回転に落ち着く。ほんとにすごいよ、お前は。

 朝もやの中、美幌峠(びほろとうげ)を走る。キリッとした空気は湿気がないからだろう。車もなく、朝の運動には調度いいぞ。あとは天気。美幌峠山頂からは屈斜路湖が一望できる位置だが、時にきれいな雲海が見えることがある。この霧の上に出られれば…!
 しかし無念!山頂は霧の中…。いつもいつもそう恵まれちゃいないもんだ。
 美幌峠を北西側へ抜け、コンビニにピットイン。朝飯とコーヒーを補給。
 バイクの横で一服していると、地元民で散歩中のじいちゃんが話しかけてきた。「そうかい、神奈川かい。遠くから来たねぇ」。(俺のバイクは湘南ナンバーなので、この旅では神奈川から来たって言っている。その方が話しが早い)
 これから向かう釧路の気候とか、苫小牧への抜け方他、喋りっ放しのじいちゃん。ラジオをつけると、なるほど、釧路地方は天気が悪く。霧がかかると釧路湿原も何だかわからないようになってしまうみたい。しかもちょっとだけ遠回りなのだ。…ちょいと変更するか。
 目的地を北海道最南端、襟裳岬(えりもみさき)に設定。途中の帯広市内でうまいもんを食っていくか。
 その後予定していた阿寒湖に向かって南下。途中の道の駅で会ったドラッグスタークラシックのお父さんは「阿寒湖には霧出てなかったよ」情報でほっと一息。

 阿寒湖畔温泉に到着。ローソンの店長さんに聞き、いわゆる銭湯の「まりも湯」にたどりついた。到着7:45。まりも湯は9時から。こりゃあ一番風呂か?なんて期待するが、地元の方2名ばかりが先に入っていた。いや、でも3番風呂だ♪銭湯だけに温泉っぽさはないが、清潔でしかも銭湯らしい風情がある。こりゃあかなりの大満足!
 濡れた頭をヘルメットに突っ込んで、さあ次だ。阿寒湖への道を少し戻り、西へ。阿寒湖の屋根である雄阿寒岳と雌阿寒岳、その雌阿寒岳のふもとにある湖「オンネトー」へ。こんな山奥まで車で入れるのはありがたい。天気や風向きで変化する美しい水面をばっちり写真に収める。
 連続航続距離がどうも伸びない。ピットインが増えてきた。相棒は相変わらず快調だが、俺の体には疲れがたまってきたんだな。スタンド、コンビニ、道の駅。何か理由を付けて飛び込んでいる気がするぞ。
 帯広市内で散々道に迷い、げんなりしながら、目的の店へ。お昼ご飯は「牛トロ丼」。まろやかですよ。美味ですよ。
 帯広市内は夏祭りの最中だった。お盆の日曜日だもんね。盛り上がってね!

 俺は再び走り始める。しかし海に近づくにつれ天気はどんどん悪化。せめて天気がよくて景色がキレイだったらなぁ。
 海沿いを走る国道へ。海に出たことも分からないほどの霧。釧路へ行かなくて正解だったな、こりゃ何も見えてないはずだ。
 前を走るZZR1100とZX-12Rのグループに追い付いた。世界最速を争うこれらのバイクを60`で走らせる霧とは!(取締り対策もあるだろうが…)。道路は濡れていないのに、ヘルメットのシールド、ジャケットの肩の部分がびしょ濡れに。ただの霧じゃない、豪霧とでも呼んでやろう。
 そしてついにきた。トンネルを抜けると、降り始めた雨。バイク軍団は一斉に停車、レインスーツを着る。最終日にしてついにカッパ登場かぁ…。霧も、既に100m先が見えないほどに濃くなっている。

 そんな中数時間走り続け、とうとう襟裳岬到着。いやー、まいったな。展望台からは霧しか見えないぞ(苦笑)。でも足元で日高山脈が太平洋に沈んで行っている実感はある。
 多めの休憩を取り、走り始める。あとは海岸沿いを走って行けば、寝ていても苫小牧まで着く。フェリーの時間は23時45分。少しくらい暗くなっても時間的には問題ない。ただ天気だよなぁ…。
 襟裳岬を出発しすぐの標識を見る。『苫小牧 154km』の文字。まっ、マジすかあ!そんなにあるの!?単純計算で3時間以上、時刻は只今17時。雨、霧、暗闇。うおお試練だ!
 雨の中で長距離を走ってきたせいか、油が切れてきたのだろう、前輪の車軸あたりが鳴き始めた。加えて、タイヤの接地感にノッキングが混じり始めた。パンク!?最悪の想像がよぎるが、コンビニに駐車して確認するが異常無し。空気圧もある。ごめんよ〜相棒、戻ったらバイク屋さんにちゃんと診てもらおうなぁ…

 相棒は、そんな不出来なオーナーにきちんと従う。暗くなり、ペースがバラバラな車に交じって走るのには追い越し加速も必要。右手の操作だけで、どんな回転域からでもガツンと加速する。このバイクにして良かった、この時ほどそう思ったことはなかった。
 さらにピンチが。もう勘弁して〜っ!まるで盆の帰省ラッシュみたいな大渋滞。…いや、盆の帰省ラッシュなんだろうな、これ。地平線へ続く赤い尾灯の列。ふと『フェリーに乗り遅れる』危険性が頭をよぎる…。ネタ的には面白いけどそりゃあゴメンだ。くらえ!都内仕込みのスリ抜けだっ!(北海道の皆さんごめんなさい)あたたたたーーっ!

 極悪のコンディションの中走り抜くこと3時間半、苫小牧港に到着。あれ?なんか濡れてるの俺だけじゃね??苫小牧直前で雨は上がっていた。ずぶ濡れでハアハア言っているライダーは俺の他にはいない。なんで?
 …っていう愚痴を何人かに聞いてもらえた(笑)みんな旅の間カッパを着ることは無かったようだ。今日以外はほんと天気よかったもんねーっ。
 乗船手続きをした後、ターミナルでお弁当を食べ、ようやく落ち着く。行きとは違い、夜の埠頭ってのはほんっと情緒がある。
 おあっ!最後にして最大のブレード仲間!同じ年式で欧州仕様の黒!ライダーさんはどこ行ったのかなあ…。
 いよいよ乗船。甲板を2層下りて、駐車。隣を見ると…黒のブレードだ!広い甲板で隣り合わせるとはミラクル!この方は、1年落ちを新車で買ってから、かれこれ6年近く乗り続けているそう。ODOメーターは33,000km!俺の4倍はいっている。こりゃまいった!大先輩、と敬意を表し、2ショット(バイクの)で写真を撮らせてもらった。確かに色々と目移りはしちゃうんだけど…、いいバイクなんだ、まだまだ乗り続けたい。

 船室に入るも時間はもう23時過ぎ。長野のVMAXの兄さんと談笑、ビール1本でもうダメだあ〜。夢の中へ…。


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2005年08月13日

Motorcycle 北海道-4日目

 昨夜、日記を書き終え、さあ便所行って寝るか〜とテントを出ると、一面の星。「キャー、キレイ」とか言って誰かに抱き着きたくなるものの、辺りにはライダーかチャリダーしかいない。
 記憶を呼び覚まし、夏の大三角(アルタイル、ベガ、デネブ)をつくるわし座、琴座、白鳥座を確認。続いて北斗七星から北極星、カシオペア座を確認。他は星が良く見えすぎてわからなくなった。ふと流れ星が!…ちびラジオによると「ペルセウス座流星群」というものらしい。テントの前のじべたにひっくり返り、くしゃみをしながらびゅんびゅん出現する流れ星を見る。次のを見たら寝よ。うげっ、あれが最後じゃなぁ…、次が本当に最後。1年に一度、それがこの地で。そんなやり過ぎの演出にただただ驚き。

 そんなこんなで今朝は遅い朝。それでも7時代には走り出す。
国道244号で網走市内を通過し南西へ。監獄の博物館なんてなものもある網走市だが、この時間じゃなあ。一路知床を目指す。
 その道中、この旅初のブレード発見!(←同じ車種ってこと)色違い緑赤。必死に手を振るが、先方気付かず…。
 いやしかし、今日は土曜日だ、しかも盆。交通量は桁違い。取締りもあることだし、のんびり行くか。
 国道は海沿いの道になる。今日も真っ青な空。知床半島に続く山々まできれいに見通せる。途中「オシンコシンの滝」に立ち寄る。国道沿いの駐車場は簡単に溢れ返っていて、ぐちゃぐちゃ。写真を撮って一服し、さあ次だ。
 知床観光の拠点、ウトロの街に到着。お巡りさんに場所を聞き「漁協婦人部食堂」を探す。メニューも見ずにウニ丼を注文…。
 甘いっすよ、ミルキーっすよ!あのビターな感じは偽りなのですねっ!涙を浮かべながら完食。2300円。
 ウトロから羅臼(らうす)に抜ける「知床横断道路」を走り出す。心地良すぎるワインディング。知床最高峰の羅臼岳(らうすだけ)がきれい。しかしふと気付くと、羅臼の尾根から向こうがガスっている。こりゃ羅臼の展望台は霧の中だな。雲に突入する直前にバイクを止め写真を撮る。
 あーあ。案の定、展望台は真っ白け。バスガイドのおばちゃんを捕まえると「午前中はいつもこんな感じなのよぉ」とのこと。天気はどーしよーもないっすよね。
 下る道も軽快にとばす。途中、熊ノ湯に立ち寄りだ。お湯がすごく熱いことで有名な無料・露天の温泉。ここはいつも愛好家のおっちゃんたちが入っていて、ルールを諭したり面倒をみたりしてくれている。家族連れで来ていたちびっこたちが、熱い湯に必死につかるのをゲラゲラ笑いながら見守っていた。
 さっぱりしたところで、また出発。知床の山々を挟んで太平洋側は厚い雲。それでも海岸沿いの道を走りながら、国後島の姿を確認。地図で確認すると…とんでもなく大きな島。東京都よりも大きいんだって。
 海沿いを走り、国道号で北上。真っ直ぐな道がえんえん続く。ツーリングマップルにも名所として書かれている、地平線まで続く真っ直ぐな道だ。目をこらしても対向車も後続車もない。思わず道の真ん中にバイクを止めて写真を撮ってみる(笑)。それでも車はない。本当にでかいぞ、北海道!
 行き着いた先は開陽台。「地球がまあるく見える」がキャッチフレーズで、正にその通り。未だかつて見たことのない大パノラマだ。これがもし雪景色だったら…、相当なものだろうな。代わりに、この場所に来るのも相当大変だろうけど…。
 開陽台から北西に向かう。次の目的地は摩周湖。透明度世界一の湖は、また霧がかかることでも有名。そして運良く湖面を見ると「婚期が遅れる」なんて言われがあるそうだ。のぞむところよ。
 キレイだー。ばっちり完璧に見えてるんですが。写真を撮りつつ、おやつにじゃがバタを食べて、さあ次。結婚のことは忘れておこ。
 摩周湖から下りのワインディングも、熱い。結構路面に走り屋(車)のタイヤ痕がたくさんある。ま、今日はファミリーカーばっかりだけど。
 屈斜路湖畔の硫黄山に到着。山肌から噴煙と硫黄ガスが吹き出るダイナミックな景観。駐車場にバイクを止めると、となりに赤いホイールのハーレーが。おおっ、これは稚内で写真を撮ってくれた大阪の兄さんのではないかっ!広いけど狭いぞ北海道!……しかし兄さんはちっとも戻ってこない。どこまで行ってしまったのか、再会ならず…。
 今夜宿泊予定にしている屈斜路湖を湖岸沿いに南下。南端の和琴半島のキャンプ場を目指す。色々な旅のレポに登場する、なかなか良いところのようだ。
 …わあ、すごい。家族用の大きいサイズのテントが隙間なく並んでる…。団地かニュータウンだこれは(苦笑)。そーだよね、盆の週末、北海道の人々もレジャーに来るわなあ…。諦めて別のキャンプ場を探そうとすると、係のお兄さんが話かけてきた。どうやらライダー・チャリダー専用のスペースがあるらしい。ファミリーの猛攻から必死に守っているらしいそのスペースも、やはりテントがひしめき合っている気がするな(苦笑)。
 時間も早いけど、まあここでいーか。隣のテントにくっついてテント設営。目の前の水辺では、わんぱくたちが走り回っている。
 たが夕景には混雑も全く影響ない。何度目かの最高の夕日を写真に納める。
 さあ次は温泉♪この和琴半島には無料の温泉が2つある。さて1つ目は…、キャンプ場の歩道の脇にある混浴露天風呂なのだそうだ。服を着た家族連れが、水遊びみたいなことをしている。ここはプールじゃねーぞ…。
 さすがにあの場で脱げる状況じゃなく、もう一つの方へ。けもの道の奥に木造の小屋がある。男女の別無く、脱衣所と風呂だけ。水道はもちろんなし。電気もなし。
「き、汚い…」(←ごめんなさい)。ばっちいことには相当の耐性があるつもりの俺だったが、引いてしまうほど。いや、俺がぜいたくを言っているんだろうな…。
 それでも勢いよく湯につかり、顔がほてるくらい温まった。テントに戻ろうと歩いていると、若い夫婦が「この奥の温泉に入られたんですか?」。いやー、すぐに小屋が見えますよ。でもご一緒に入られるのはちょっと厳しいかもです。正直に話してしまったが「行くだけ行ってみよう」とご夫婦。…でも苦楽を共にして、いい思い出をつくって下さい♪(心の声)
 さ、風呂上がりにビールビール♪
 がしかしビール2本で、締めの天ぷらそばを食べることなく、ひっくり返って眠りに落ちてしまう。疲れた〜〜…
(つづく)
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2005年08月12日

Motorcycle 北海道-3日目

image/jinba-ittai-2005-08-12T22:37:00-1.jpg
↑今日の写真は、今日宿泊のキャンプ場。愛車とテントと網走湖

 今日は色々笑えた☆

 朝起きると「やべっ、寝坊だ!」。
 6時。実は4時代に起きて、宗谷岬で日の出を見よう…なんて目論んでいたが、ま、いーや(笑)
 さあ、出発。キャンプ場からは朝日を受ける稚内市内が一望できる。「行ってきます!」
 北海道の”ツノ”に見える部分をぐるっと海岸沿いを走る。ひやっとした空気が気持ちいい。今日も雲一つない。もーたまらん!
 ついに日本最北端、宗谷岬。来たっすよ。感動。
 近くにいた、ソロライダー風の人に写真をお願いしようと話かけると…「お、撮りましょか?」
 記念碑で写真を撮ってもらったあと雑談。「どこいっても大阪人はバレますなあ」とハーレーでチョッパーの彼(笑)。日程のことなどを話した後、宗谷岬の上の丘にいい道があるから行っとけ、と。彼も行きのフェリーの中でベテランから聞いたのだそう。おっ、いーこと聞いた!早速…。
 すげーっ!あちょーっ!(←?)綺麗な道をぶっとばして丘の上に着くと、またまた信じられない景色。思い起こせば、北海道って亜寒帯の気候区分になるんだよな。やっぱり違うなあ…(ちなみに東北以南は温暖湿潤気候)。写真を撮っていると、さっきのハーレーの彼が走ってくる。「ありがとーっ!」
 国道238号を南下。オホーツク海沿いを走る快走ルート。途中コンビニに夜と、VTR1000Fのお兄さんとZZR1100のお兄さんとお話。みんな南下の最中で、知床を目指す途中だそう。ライダーハウスのことや取り締まりの情報収集。ZZRの彼は名古屋から。この夏、四国、九州、東北を回っているとのこと。すげーっすよ!
 浜頓別から、内陸に向かう国道275号で音威子府(おといねっぷ)、美深(びふか)、名寄(なよろ)を目指す。
 美深では、ツーリングマップルに乗っている食堂を探す。が、見つからないので美深駅前の交番へ。
 どっから来たの?と、お巡りじいちゃん。知床行くのかあ、土日は取締りするから気をつけなあ、がはははー。食堂のありかの他に、言っちゃいけないことまで教えてくれたじいちゃんに感謝〜(笑)
 看板もないこの食堂に入ると、昼どきで忙しい店のおかあちゃんは「これに注文書いて」と伝票を渡す。ぶっきらぼうだけど愛嬌いっぱい。俺の直前に入ったオフロードライダーの人も注文しようとしてる。顔を合わせて一緒に笑う。
 よかったらご一緒しましょかーと、2人でラーメンを待つ。彼は静岡から来た純粋なオフローダー。なんと2日前に林道で愛車XR600が壊れ、修理の間ずっと帰れないのだそうだ。お盆だからパーツが入らなくって大変だよーという彼の顔は、言葉とは逆にすがすがしい。近くのキャンプ場を拠点に、代車で借りたTLMというトレール車でくるくる林道を回ってるのだそうだ。
 「いい旅を&故障に注意!」と爆笑しながら彼と別れ、次に向かうは、名寄「ヒマワリ畑」。丘一面に70万本のヒマワリが咲き乱れる…。
 個人プレーw(←分かる人は分かるよね)
 名寄のヒマワリ畑の駐車場で、バイクと写真撮ってたら、パトカーが入ってきてさ。警部さん(←雰囲気的に)が「君、ライダー?」とか聞いてくる。話せば分かる!何もしてねえ!とか頭に浮かべてると「モデルになってくんない?」
 …は?
 聞けば広報紙かなんかで、地元特有の写真が必要で、イケメンの若い警官連れて景色のいいココに来たらしい(笑)
で、パトカーの前でヒマワリを背景に、地図を広げて道を教えてもらっている状況を再現。「警部、私が地図に指を指すんですよね?」とか、新米警官くんもマジメだ。
待って。いやいや、どー見たって俺、捕まったライダーだから(しかもヒマワリバックに。爆笑)
 結局撮られてしまった。色んな人と撮っといた方がいっすよ、と持ち掛けると彼等、カップルとか家族連れとか物色し始める(笑)
 気をつけてけなぁ、あとスピードな、そっちは協力しなくていいからな、なんて話でまたまた爆笑。
 国道40号を南下し、国道273号で再び海へ向かう。 途中の道の駅で、稚内を目指すXR250さんと出会う。今朝通った宗谷丘陵の道を勧めると「おお!行ってみます!」と彼。4代に渡る口コミだねぇ。
 国道の終点、興部(おこっぺ)で、再び海岸通りの国道238号を右折、網走を目指す。気付くと7台ものツーリンググループが俺の後を走る。きっ気持ちいい(笑)でもすぐに曲がっていなくなっちゃった…。
 今日はやけにパトカー、白バイを見たので、この道では車の後ろについてゆっくり走る。さすがに疲れもたまってきたからなぁ。
 サロマ湖手前、国道がクランクするところで道が分からなくなり、地図を見るためにコンビニで休憩。そこへ、チャリダーのお兄ちゃんがやってきた。「あのー、すみません…ここどこですか?爆」
 東京から来たのにこの辺は地元みたいなもんですよー、というベテランチャリダーの彼。中学生含む4人組で走ってたが、はぐれちゃって、と笑うが危急感は無し。なんとかなる術を知っている程のベテランなのだ。
 そこへ、「湘南ナンバーだ!俺、横浜!」という、これまたハーレー、革ベストにグラサンというイージーライダーのお兄さんも合流。うーん、3人組のチャリダーは見なかったなぁとか、この時間になるとビールの買い出しのことしか頭にないよねーとかと、3人で大騒ぎ。初北海道は俺だけ、2人ともベテランということで、知らない地名がガンガン飛び出す。見栄はってもしょうがない、明日行く知床の情報も合わせて色々教えてもらう。
 中でも網走方面から来た彼らのキャンプ場情報には心踊った。俺の目指すサロマ湖岸よりも、その先の網走湖が最高だそう。「今なら湖に沈む夕日にも間に合うぞ。」
 俺からは何の情報も提供できなかった彼等に「気をつけて、いい旅を!」と挨拶し、急げとばかり走り出す。ミラー越しにどんどん日が沈むのが分かる。「頼む!まだ沈むなよ〜!」

 間に合った(写真の通り)。テントのそばまでバイクを付けることができ、風と水の音が気持ちいいキャンプ場。俺もたくさんの人にどんどんお勧めして行こう、そして自分自信もまたこの夕日を見にくるぞ、問答無用の説得力だった。
 さ、ビールビール♪
(今日は長いレポでしたw つづく)
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2005年08月11日

Motorcycle 北海道-2日目

image/jinba-ittai-2005-08-11T21:15:00-1.JPG
 目覚める。寒ーっ!
もう一度、シュラフに潜り込む。…幸せ♪
 なことしてる場合ちゃう。今日はこの旅一番の移動距離になるのだ。早速走りださねば!
 昨夜に引き続き、コッヘルで湯を沸かし、コーヒーをいれて、サンドイッチとともに朝食。となりのテントでイビキをあげてるZRXさんを起こさないよう、そーっとテントを撤収。

 6時。ひんやりしつつもやさしい空気の中走り出す。快晴快晴。抜けて行くような青。
 午前中の目標は国道273号「三国峠」。大雪山の山であり、道内最標高の峠道だ。そこへ向かう然別湖(シカリベツこ)岸のワインディングロードを走る。交通量皆無。空へ向かう道を走る。てゆーかさぁ。箱根の峠道とか、比較にならんくらい熱いっすよ。誰もいないことをいいことに、木々から湖を覗くワインディングを荷物を気にしつつ熱く走り抜ける。
 間もなく国道273号に合流。地図を確認しつつタバコを1本…。…あれ?スタンドねえなぁ。

 やべ!ガス足りん!

 俺のことだからいつかはやると思ったが、こんなやばい所で。戻ったところで同じ。ここは進むぞ!なぁ相棒、行けるベ?
 無口な相棒に頼るしかなく、高速ワインディングロードを、トラックやファミリーカーをパスしながらひた走る。
 驚くほどの樹海が広がる三国峠山頂展望台。価値観をひっくり返される眺望。何枚も写真を撮りまくるが、…気が気じゃない。都内じゃトリップ180kmぐらいでリザーブになるってのに、今190km。次のガススタまで50km以上あるっちゅうに…。シグナルスタート、ストップを繰り返す都内に比べりゃもう少しはもつだろうが…でもピンチだぞ。
 えいやーと走り出し、下り坂はクラッチを切り、車に道を譲って…、この下りだけは景色が記憶に残ってない。…ようやくたどりついたホクレン。あー命拾いした…(泣)

 国道40号で旭川地区の平野を士別まで進む。先ほどまでの峠とうって変わり、モザイクタイルのような様々な色の平地が続く。雲の形の影がそのまま地面に落ちている。
 国道40号を北上した後、国道239号を西、すなわち日本海を目指す。このルートも奮い立つようなワインディングだ。箱根ターンパイクを10倍長くしたような道。こんな道が関東にあったら超が付く程有名になるよ、ほんと。
 思う存分走った後(1時間弱ずっと峠道w)、いきなり海ーっ!国道が海に着くとT字路が聞いてくる。「北?南?」。この明快さが北海道!
 海岸沿い国道232号を北上。苫前を通過、羽幌の道の駅へ。
 「お疲れっ!!」駐車場にバイクを止めるなり、声がかかる。連絡しておいた親愛なる北海道の友だ。「いやーっ!元気すかぁっ!」実に4年振りの再会。
 昔を懐かしみながらバイク談義、おすすめスポット、取締りのことなど話をして、友は仕事に戻り、俺は旅路へ戻る。人生ひとときの休息だった。
 引き続きどんどん北上。途中、友お勧めの天塩(てしお)温泉を堪能し、サロベツ原野の海岸線へ!
 月並みで古い表現だが「いやっほ〜っ!!」何もない、大地と海と空と道。それだけ!想像を遥かに絶する、とんでもない風景!来てよかった、涙が出てきた。道内全域快晴、各地でこの夏一番の暑さを記録したこの日、俺も熱も最高潮に達する。
 交通量も少ないこの道、もちろんライダー同士のやりとりも加熱。皆、思いっきり手を振る。俺もスペシウム光線やエメリウム光線で返す(…?k)
 この道は他にもチャリダー(自転車の旅人)も最北端を目指す。追い越しながらデカいガッツポーズをすると、ミラー越しに限界まで手を振っているチャリダーが見える。ほんっとみんな、最高だぁぁ

 50kmの長さの海岸通りをあっという間に北端・ノシャップ岬。そして稚内市内のキャンプ場へ。
 いやーっ走った走った。ビールビール♪
 明日は日本最北端、宗谷岬、そして一気に南下だ。
ねるぞーっ!おやすみーっ!
(つづく)
posted by Jori at 21:15| Comment(0) | TrackBack(0) | Motorcycle | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月10日

Motorcycle 北海道-1日目

 フェリーって寝心地いいなぁ。11時くらいに寝て、起きたのは8時。実際、自分の部屋の寝床より豪華なのだ。
フェリーの到着は13時過ぎ。だがマイペースな人間に、暇なんてありえない。というより、ここで初めて「船を降りてから走る道」を考え始める。ソロだからこんなもんよ♪
あっという間に到着。バイクを止めた甲板まで降りて相棒と再会。一番始めに乗り込んだ俺は、すなわち一番最後に降りることになる。

勢いよく船を飛び出す(←実際は甲板が足元悪いから、ノロノロふらふら)。あいにくの曇り空…。ま、振り出さなきゃいいと、元気に走り出す。

 さすが北海道!片側4車線、飛ばし方が違うぜ!うかつに車線変更もできねーぜ。ん?あれ、右折レーンだ。おっ、まがっちまう。あーれー。
上陸10分、道を間違う。
必死に戻る、が、左折→右折→復帰までの距離が長い長い。5kmは余計に走ることに。でもプッ。俺の後ろ走ってたセローの人も、一緒に復帰してるw

 国道235号で海沿いを走る。対向車線をツーリングライダーが走ってくる。ドキドキドキ…。お!ピースだ!俺も遅れずにピースを。がしかし、なれないもんだから、もがいているようにも見えたかも。
 国道237号で一気に北上。いやー、ライダー、いるわいるわ。次から次へと、色んなアクションですれ違っていく。アクセル握っている右手は離せないから、みんな左手を使う。ピースしたり、手を振ったり、ガッツポーズしたり。タンデム(2人乗り)の場合は、後ろの奥様の仕事。キャーって感じで手を振ってくる。その全部にお返しをする。忙しい忙しい。でも楽しーっ!…中には、両手を離して指先を脳天で合わせて(ウッキーですな)なんて人も。
負けてられねえ(←そういう人間だ俺はw)

海沿いから、一気に山間部へ。2,30分かそこらで一気に景色が変わる。続いて国道274号へ。これは札幌方面から帯広方面へ抜ける道で、北海道の背骨、十勝連山(たしか)を越える国道。日勝峠の山頂を越えて行く。標高が上がるにつれ、雲も眼下に広がるように。…緑の木々、青空、そして時折り思い立ったように現れる渓流や湖。その中を縫うように、赤い色の相棒と俺が走って行く。
 日勝峠の山頂のトンネルを抜けると、途端に気温が下がり、霧に包まれる。そういえば、帯広の予報は曇だったな…。そんな、空気を感じられるのもバイクだからこそ。相も変わらずピースしながら、緩いワインディングロードを快調に駆け降りる。
 平地に降りると、また一気に景色が変わる。今度は10km単位の「まっすぐ」道路。とてつもなくまっすぐ。回りは畑、牧場、林。何度メットの中で絶叫してしまったことか…(笑)

今夜は予定通り、大雪山のふもと、士幌高原でキャンプ。若い夫婦が商うレストランに併設されたキャンプスペースに到着。小規模だし有料なので、他にはハーレーさんとZRX1200Sさんと俺だけ。テントも無事設営。さあビールビール♪
明日も早いぞ、さあ、寝るぞー!寝るのもツーリングだあ!
(つづく)
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2005年08月09日

Motorcycle 北海道-出発

 快晴。
 日頃の行いを胸に手を当てて再確認したくなるほどの青空の下、荷物を積む。旅慣れていない人間程、荷物は多くなるもんだが、いやー、それにしたって荷物多すぎ。ただでさえ悪い燃費がますます悪化しそう。この旅まずひとつ目の道路交通法違反「過積載」だ(←マジ)。
 走り出すと、都内のいつもの道なのに、すでにすっかりツーリング気分になってしまっているからおもしろい。根が単純で子供な主を乗せ、相棒はいつもの通り快調だ。
 しかし暑ーい。あちー。グローブと腕時計、半袖を除いた部分の腕が、みるみる焼けていくのが分かる。旅が終わるころには、どーなっちゃってるのかな。

 下道でのんびり走ること4時間、ぱーっと目の前が開け、太平洋が広がる。「うーみー!」15時、大洗港到着。出港3時間半前なのに、先に2台のバイクが。俺のあとも次々と荷物満載のバイクが到着。俺みたいなあんちゃんからおじさん、おじいさん(!)、カップルに、夫婦、ソロの女子まで、本当に色んな人達がバイクで北海道を目指している。そして、それぞれの人相にバイクの車種がプラスされて個性になって見える。バイクに乗ってると、人の見方が少しだけ面白くなるのだ。んー、なんかいーなぁ。

 17時過ぎ乗船開始。フェリーへの乗船も初めての自分。もうドキドキで地に足がつかず、そのままぱたっと倒れてしまいそう。次々と巨大な船の中へ走り込むバイクたちの列。その光景に反応するのは「子供心」以外の何物でもないはずだ。
バイクをデッキに固定すると、相棒とは到着までのしばしの別れ。しかし…70〜80台のバイクが甲板にすし詰め状態。壮観。

 さて、乗船したらやること。王道その1「缶ビール片手にツーリングマップル(地図)を眺めて計画を練る!」。
そんな何でもないことに充実感を感じてしまい、思わずにやにやしてしまうのが、旅であり、北海道ツーリングなのだ!
(つづく)
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2005年08月07日

Motorcycle 北海道-準備編

北海道ツーリング−準備編

 ついに待ちに待った時がやってきた。
聖地、北海道へのソロツーリング。
「走らせて頂く」という謙虚な気持ちを忘れず、しかし、鎖を解き放たれた犬のように、北の大地を走り回ってくれる!
ふはは!
 とりあえず、大洗から苫小牧までのフェリー往復チケットは、出発日の2ヶ月前に開始されるネット予約でおさえた。受付当日開始の9時にパソコンに向かい、Macに泣かされ(ブラウザ表示が乱れる)ながらも、ギリギリ間に合った。20分で完売。なにせ、自分の体の分だけじゃなく、愛車の分の席がマッハで埋まって行くのだ。
盆。みんな考えることは同じと言うことだ。

〜予定〜
イメージ的には、北海道の真ん中の下端に着いて、そのまま北へ、島の東半分を時計回りに回る感じ。実に4泊7日の旅だ。

■8/9(火)
11:00我家を出発→大洗→18:30フェリー大洗港出発(船中泊)
■8/10(水)
波に揺られること20時間→13:15フェリー苫小牧到着→大雪山のふもとあたりでキャンプ(泊)
■8/11(木)
出発→三国峠→オロロン国道→稚内キャンプ(泊)
■8/12(金)
出発→日本最北端→太平洋岸を南下→サロマ湖キャンプ(泊)
■8/13(土)
出発→知床半島→摩周湖→開陽台→屈斜路湖キャンプ(泊)
■8/14(日)
出発→釧路湿原→襟裳岬→苫小牧→23:45フェリー苫小牧港出発(船中泊)
■8/15(月)
波に揺られること20時間→19:00フェリー大洗港到着→我家へ!

〜目標〜
・5000円のウニ丼を食う
・スピード違反でつかまらない
・ガス欠にならない
・ホクレン(北海道のガソリンスタンド)で旗をもらい、バイクに取り付ける
・すれ違うライダーにピースする
んー全部北海道名物。

 1人キャンプは初めてだが、問題なし。親父が野生なので、色々道具も借りれた。血も引いてるだろうから何ら問題ないだろう。
 週間天気を見ると(実によく変わるのだが)、ずっと晴/曇。
 いい写真が撮れそうだ。
posted by Jori at 21:51| Comment(0) | TrackBack(0) | Motorcycle | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月03日

Live 2005.07.31里菜祭り2005

Live 2005.07.31里菜祭り2005
出演:愛内里菜 他
於 :外

 今までで一番汗をかいたライブだった。
空調がないってのが一番の理由だろう。
ライブなのに音楽に関しては、正直記憶に残っていない。
全部その場で消費して汗にしちゃった感じ。
 でも、一番最後、ライブが終わってしまうことを
本気で嫌がっていた愛内の姿だけ、強烈に記憶に残っている。
あれを見に大阪へ行ったのかなぁ…とぼんやり考えてみた。

 試験前後あたり、俺の生活環境が一変した。
変わったというより、驚くほどたくさんのものがどんどん無くなっていった。来月にも二つ大きなものが無くなる。このブログを目にする人が知らないが大きなものだ。小さいものだと、単車のローンが無くなったとか(こんなのはどーでもいーか)。こんな勢いだと、愛内生活だって当然これで終わるだろうというくらいの、そんなあっという間だった。
 でも、体は残った。そして、誰が死んだわけでもなかった。
 それならちっともドン底じゃあ無いっしょ。
 例えば10年後、今の自分を振り返ったとき、一番重要なのは「何があったか」じゃなく「自分がどうあったか」ということ。
 考えることは、10年後の自分の仕事。今はどんどん体動かしていくのみ。

 とりあえず、風呂。その後、寝る。

posted by Jori at 00:11| Comment(0) | TrackBack(0) | Live | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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