2005年10月12日

Motorcycle 美ヶ原高原ツーリング

 そんなわけで走り出す。
 閉じ込められていたのなら、飛び出さなければ。
本当の自由とは、過酷な不自由と共にあるのだ(あっはっは)

 行く先は前日になってようやく決定。1人旅は余計なことは考えない。
テーマは「秋だし」。一泊するかどうかすらあいまいな状態である。

 10時出発。案の定寝坊するが、しかしそんなことは予定していた。平日なので、遅い朝でも下り方向はすいているのだ。
 天気は晴れ。気温も暑くもなく寒くもない。究極の適温だ。のんびりした空気の中、国道20号を西へ向かい、調布ICから中央道にのる。…全く、何でバイクの高速料金って、軽自動車と同じなんだ?誰か変だと気がつきなさい。
 高速道路とはいいながらも、中央道は、山の中をぐんぐん登り、がんがん下る。おまけに平日だけにでかいトラックがたくさん。追越車線を軽快に飛ばす。いやー今日も相棒は快調だね。

 アクセルをひねる。「ブオオオ、オンオン…?」もう一度ひねる。「ブブブ…?」
 おおい!ガス欠すか!?いかーん、やはり北海道のようにはいかないかーっ!しかし、スタンドのあるサービスエリアはたった今通り過ぎたばかりだなあ…。
 「よーし、じゃ降りよ♪…さあ、ここはどこだ?」と、降りたそこは山梨県勝沼。降りるつもりだったインターまで100km以上あるな(苦笑)
 まあしょうがないな、と走り出し、スタンドを見つける。…その手前、何だ?道路脇で傘を持った女性達が俺に向かって手を振り、招き入れようとしている。道路脇のぶどう園が美女を使って客引きをしているのだ。おお、かなり魅力的だがさすがに先を急ぐ身、ここはこらえて母親くらいの美女達に手を振り替えしてさようなら。
 甲府中心街の渋滞を抜け、20号は韮崎市内に入る。左には南アルプス連峰、右には八ヶ岳、川沿いに山を登っていく気持ちのいいルート。このへんの公共施設の計画をしたことを思い出した。甲府や韮崎は武田信玄ゆかりの地。有名な「信玄堤」などなど文化施設も多い。住み心地よさそうな良いところだ。

 それにしても、見える山々は気持ちのいいくらいの青。…紅葉はまだまだ早かったと、あっという間に気づかされる。こればっかりはしょうがない。

 韮崎市内のラーメン屋で昼食をとったあと、引き続き国道20号を北西に進む。そして中央道諏訪南IC付近で、国道20号から外れて北上。このあたりは山梨県から長野県に入ったところだ。雲ひとつない青空の下、農村地帯をのんびり走る。
 茅野市内、国道152号に入ったところで山道になる。急に元気に走り始める俺。平日だし車はほとんど走ってないからだ。だけどたまに車に追いつくと、それは老夫婦の運転だったりして、制限速度よりゆっくり走っていたりする。俺は走り屋稼業ではないので、そんなときは道端に停まって写真を撮ったりする。景色を見ずに走り込んだってもったいない。なんたってこの景色だ。

 14時過ぎ、白樺湖に到着。シーズンオフで客はほとんどいないけど、景色にはシーズンなんてない!ほんの少し紅葉する木々は、確実にこの時期にしか見れないものだ。
 うまい空気で一服したあと、また走りはじめる。この白樺湖からビーナスラインを経て、美ヶ原高原へと向かう。
P1030348.JPG
 ビーナスラインの入り口、山が紅葉しているようで何かが違う…、山全体がクリーム色だ。近づくと、山一面のすすき。穂が光を受けて黄金色に輝いている。かなり太陽高度が低くなっている季節だけあって余計に、空に近いところを走っているような気になってくる。さすがにウインタージャケットから入り込む空気は、キンと冷たい。おまけに、交通量はほとんどなし。これでもかというワインディングをきゅんきゅん言わせながらぶっとばす、「気持ちよすぎる…!」
 美ヶ原高原までの20km近い道中全てが、高速ワインディングロード。道端にも一部真っ赤に紅葉した木々が見え、思う存分満喫できた。
P1030356.JPG 
 16時、美ヶ原高原の山本小屋に到着。駐車場からぐるっと山々を見渡せる。観光客は結構な数で、そのほとんどがお父さんお母さん。
 駐車場から15分くらい歩いて丘に登ると、360度のパノラマが広がった。北東側には松本市街が展望できる。標高はゆうに2000mを越えている。こんなところまでバイクで来れるとは…感動。

 しかし、こんな時間になっちゃって、大丈夫なんだろうか?…とは深く考えず、山本小屋を後にする。どんどん陽が傾いて、きれいな夕日が山を赤く染め始めた。自然が創り出すものを、人間が創るものが超えることは絶対にないだろう。そんな激しいほどの赤。
 ビーナスラインを半分まで引き返し、国道142号を西へ。山をまっ逆さまに下る。さすがに体のあちこちが疲れを感じはじめてきた。

 そして17時半頃、諏訪湖に到着。かろうじて残る夕日を背に写真を撮ることができた。うんうん、今回の旅もそんなところでOKだろう。
 いや!まだだ、忘れちゃいかん、と急いで地図を取り出し、温泉を探す。これでしめくくらなきゃ♪
 しかしながら、旅館の日帰り入浴のほとんどが18時まで。あきらめきれずにぐるぐると諏訪市内を廻る。辺りも暗くなってしまったので、道がぜんぜん分からない。30分くらい迷ったあげく、銭湯形式の温泉「精進湯」にたどりついた。
 「ぶはぁぁぁ!」

 時刻は19時前。諏訪ICで中央道に乗り、帰路につく。道路標識で確認「東京まで188km」。いやー試練だぞこれは(苦笑)
 真暗な高速道路を飛ばすこと2時間半、22時前には無事家に到着。
 さっ、ビールだビール。いてて、軽く筋肉痛始まってるし。今夜はツタンカーメンのように熟睡だろうな…。

 総走行距離、474.1km 高速料金5450円 ガス代3892円


posted by Jori at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | Motorcycle | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月09日

etc.一級2次試験

 地獄を見にいってきます。

05-10-09_19-51.jpg
↑今年の問題用紙と、エスキス用紙(上に既存建築物の平立断面図)

 ただいまー。
 なんていうか、ブログ更新する暇もないくらい勉強してたわけじゃないんだけど、もー精神的にだいぶお疲れだったす。

 さて、試験。
 あの問題つくった奴の顔が見てみてええ…(苦笑)
 数十年にわたる試験の歴史の中で、今年の試験はけっこうな節目になるんじゃないかと思う。図面用紙配られたとき「あ゛!?」って叫んだもんな。保存建築物かぁ。エスキス用紙に情報が印刷してあるなんて、無茶苦茶だよ…。
 ポイントが保存建築物とのExp.J(エキスパンションジョイント)。そんな問題やったことねえ!という受験生がほとんど100%だったんだろう。
 あとは立面図か。この試験での立面図っていや、ふるくさーい特徴のない立面ってのが常識なのに、保存部分と意匠をそろえろ、みたいなことをやらせてる。そんな練習をしてた受験生なんて、それこそ皆無だって。
 参考までに、2ch受験生の悲鳴

 逆に考えていくと…、Exp.Jの構造不適格で一発失格にはならないと思う。問題文にあった「柱芯を既存と1.5m空けよ」ってのに違反しない限り、どんなにヘンテコな構造でも減点ですむはず(希望)。そうじゃなきゃ、失格続出で、得点の統計なんてまともに発表できなくなっちゃうもんね。俺はかろうじて、実務でExp.Jのある建物の造作工事とかやったことあったから、ジョイントパネルとか何となくの寸法感覚はあった。こりゃ助かった。
 それにしても、2chに書いてあった「既存と新設を防火区画する」なんて発想、実務でこの通りの物件でもやってない限り、簡単に思いつくもんじゃねえぞ。学校の先生だって下手すりゃ描き漏らすよ。…これも失格はないだろう(てか、この2chネタの信憑性も疑わしい)。
 あとは立面意匠。これも、「既存と意匠を全く同じように合わせてなきゃ失格」なんてことはないはず。俺は窓のレベルとかたちをそろえてたから、そこまで派手な減点はないだろうと判断した。スパンが違うんだから梁せいだって違ってくるのに、無理して意匠をそろえると、それこそ構造不適格になるんだから。てゆーかさ、受験生が練習している立面図と、微妙に意匠を変えて出題しているところが頭くるんだよな。問題作った人間は、それこそニヤニヤしながら作ってたはずだ(怒)

 既存と新設の取り合いだけでこれだけの要素があるんだから、新設の要求に落とし穴とかはないと思う。新設部分の諸室は結構簡単に感じられたけど、そう思えてよかったはず。1FL=+300をクリアするスロープも確保したし、機械室階高4500もとったし。吹き抜けの防火区画も万全。ゾーニングと動線も問題なし。一つ無窓居室ができちゃったけど天窓で回避したし。大サービスで、2階の廊下も自然排煙にしてあげたし。

とすると、俺の減点項目予想は、
・Exp.Jの構造不適格で-2点
・Exp.Jの防火区画不備で-1点
・Exp.J断面の防水処理-1点
・Exp.Jをまたいだ室計画-1点
・立面の意匠不統一で-2点
・時間が足りずに描込密度が低かった外溝表現-1点
まだあった。
・空調がヒートポンプなのに、単一ダクト方式の図にしちゃった-1点
計-9点=41点。
 50点満点中40点で合格だから1点余裕あり!…って余裕なんてないでしょ(汗)


 その後、色々掲示板を見てたけど、俺と同様、
うわーとか、やべーとか、そんなんばっかりw もう、みんな大好き!
基本的には、受験資格に実務経験が必要で、
なおかつ学科試験を突破してきた方々なのに…(もちろん俺も)。
 それでも減点が範囲内なら、晴れて一級建築士。人命をあずかる
建築を設計することができるようになってしまう…。
 かといって、日本のあちこちでやべー建物が立ってるわけじゃない。
…ここが資格と資質の違いなんだなあと思う。

 俺の場合は、この「資質」を得るために、資格を欲しがって
いるのです。

 ホントもう、嫌。来年また受けるなんて…、いや…。
posted by Jori at 11:18| Comment(0) | TrackBack(0) | etc. | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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