2005年02月24日

Book「終戦のローレライ」

ずーーっと記事を上げずにいたのは、これを読み続けていたから・・・。

ローレライ.jpg
終戦のローレライ (1)〜(4) 講談社文庫
著者:福井晴敏

『1945年、夏。彼らは戦っていた。誰にも知られることなく、ただその信念を胸に。
昭和20年、日本が滅亡に瀕していた夏。崩壊したナチスドイツからもたらされた戦利潜水艦・伊507が、男たちの、国家の運命をねじ曲げてゆく。五島列島沖に沈む特殊兵器・ローレライとはなにか。終戦という歴史の分岐点を駆け抜けた魂の記録が、この国の現在を問い直す。第22回吉川英治文学新人賞受賞。』

文庫の発売日を指折り数えたのは、生まれて初めての経験。
文庫で涙を止められなくなったも初めてなら、鼻と耳から潮風と波の音がいつまでも離れられなくなったのも初めてだ。五感全てに活字が絡まり、生き物のように体内で戦争末期の世界を再構築する。
映画の封切りが、もはやそこまで来ている。今回はどうなんだ、とばかり今まで我慢していた映画「ローレライ」のページにたどり着いて、内容をうかがってみる。・・・ぐうう(謎)
映画のための原作を、という誕生の経緯を持つ物語であるが、やはり微妙に登場人物や人物設定にも手が加えられていた。って、フリッツの名前がねえぞ、といったような困惑があるものの、こんなものなのかなあとあきらめも付く範囲。
しかしながら、映像は超一級の様子。映像監督ならば泣いて喜ぶスピード感を持つ原作だからこそ、これだけでも有無を言わさぬ作品が出来上がる。ハリウッド級がうんぬんなどという、場違いなものさしを取り出すまでもなく、映画ファンが見たことのない映像ができあがっているはずだ。
よけいなことをしてみなさい、福井ファンが暴れ出すぞ(笑)
posted by Jori at 13:22| Comment(2) | Book | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
嘘だぁ〜〜〜〜〜〜ぁwww(庭ちゃん風
Posted by 魔人 at 2005年02月26日 01:45
>魔人さん なぜ庭ちゃん?
Posted by じょり at 2005年03月01日 12:20
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