2005年08月13日

Motorcycle 北海道-4日目

 昨夜、日記を書き終え、さあ便所行って寝るか〜とテントを出ると、一面の星。「キャー、キレイ」とか言って誰かに抱き着きたくなるものの、辺りにはライダーかチャリダーしかいない。
 記憶を呼び覚まし、夏の大三角(アルタイル、ベガ、デネブ)をつくるわし座、琴座、白鳥座を確認。続いて北斗七星から北極星、カシオペア座を確認。他は星が良く見えすぎてわからなくなった。ふと流れ星が!…ちびラジオによると「ペルセウス座流星群」というものらしい。テントの前のじべたにひっくり返り、くしゃみをしながらびゅんびゅん出現する流れ星を見る。次のを見たら寝よ。うげっ、あれが最後じゃなぁ…、次が本当に最後。1年に一度、それがこの地で。そんなやり過ぎの演出にただただ驚き。

 そんなこんなで今朝は遅い朝。それでも7時代には走り出す。
国道244号で網走市内を通過し南西へ。監獄の博物館なんてなものもある網走市だが、この時間じゃなあ。一路知床を目指す。
 その道中、この旅初のブレード発見!(←同じ車種ってこと)色違い緑赤。必死に手を振るが、先方気付かず…。
 いやしかし、今日は土曜日だ、しかも盆。交通量は桁違い。取締りもあることだし、のんびり行くか。
 国道は海沿いの道になる。今日も真っ青な空。知床半島に続く山々まできれいに見通せる。途中「オシンコシンの滝」に立ち寄る。国道沿いの駐車場は簡単に溢れ返っていて、ぐちゃぐちゃ。写真を撮って一服し、さあ次だ。
 知床観光の拠点、ウトロの街に到着。お巡りさんに場所を聞き「漁協婦人部食堂」を探す。メニューも見ずにウニ丼を注文…。
 甘いっすよ、ミルキーっすよ!あのビターな感じは偽りなのですねっ!涙を浮かべながら完食。2300円。
 ウトロから羅臼(らうす)に抜ける「知床横断道路」を走り出す。心地良すぎるワインディング。知床最高峰の羅臼岳(らうすだけ)がきれい。しかしふと気付くと、羅臼の尾根から向こうがガスっている。こりゃ羅臼の展望台は霧の中だな。雲に突入する直前にバイクを止め写真を撮る。
 あーあ。案の定、展望台は真っ白け。バスガイドのおばちゃんを捕まえると「午前中はいつもこんな感じなのよぉ」とのこと。天気はどーしよーもないっすよね。
 下る道も軽快にとばす。途中、熊ノ湯に立ち寄りだ。お湯がすごく熱いことで有名な無料・露天の温泉。ここはいつも愛好家のおっちゃんたちが入っていて、ルールを諭したり面倒をみたりしてくれている。家族連れで来ていたちびっこたちが、熱い湯に必死につかるのをゲラゲラ笑いながら見守っていた。
 さっぱりしたところで、また出発。知床の山々を挟んで太平洋側は厚い雲。それでも海岸沿いの道を走りながら、国後島の姿を確認。地図で確認すると…とんでもなく大きな島。東京都よりも大きいんだって。
 海沿いを走り、国道号で北上。真っ直ぐな道がえんえん続く。ツーリングマップルにも名所として書かれている、地平線まで続く真っ直ぐな道だ。目をこらしても対向車も後続車もない。思わず道の真ん中にバイクを止めて写真を撮ってみる(笑)。それでも車はない。本当にでかいぞ、北海道!
 行き着いた先は開陽台。「地球がまあるく見える」がキャッチフレーズで、正にその通り。未だかつて見たことのない大パノラマだ。これがもし雪景色だったら…、相当なものだろうな。代わりに、この場所に来るのも相当大変だろうけど…。
 開陽台から北西に向かう。次の目的地は摩周湖。透明度世界一の湖は、また霧がかかることでも有名。そして運良く湖面を見ると「婚期が遅れる」なんて言われがあるそうだ。のぞむところよ。
 キレイだー。ばっちり完璧に見えてるんですが。写真を撮りつつ、おやつにじゃがバタを食べて、さあ次。結婚のことは忘れておこ。
 摩周湖から下りのワインディングも、熱い。結構路面に走り屋(車)のタイヤ痕がたくさんある。ま、今日はファミリーカーばっかりだけど。
 屈斜路湖畔の硫黄山に到着。山肌から噴煙と硫黄ガスが吹き出るダイナミックな景観。駐車場にバイクを止めると、となりに赤いホイールのハーレーが。おおっ、これは稚内で写真を撮ってくれた大阪の兄さんのではないかっ!広いけど狭いぞ北海道!……しかし兄さんはちっとも戻ってこない。どこまで行ってしまったのか、再会ならず…。
 今夜宿泊予定にしている屈斜路湖を湖岸沿いに南下。南端の和琴半島のキャンプ場を目指す。色々な旅のレポに登場する、なかなか良いところのようだ。
 …わあ、すごい。家族用の大きいサイズのテントが隙間なく並んでる…。団地かニュータウンだこれは(苦笑)。そーだよね、盆の週末、北海道の人々もレジャーに来るわなあ…。諦めて別のキャンプ場を探そうとすると、係のお兄さんが話かけてきた。どうやらライダー・チャリダー専用のスペースがあるらしい。ファミリーの猛攻から必死に守っているらしいそのスペースも、やはりテントがひしめき合っている気がするな(苦笑)。
 時間も早いけど、まあここでいーか。隣のテントにくっついてテント設営。目の前の水辺では、わんぱくたちが走り回っている。
 たが夕景には混雑も全く影響ない。何度目かの最高の夕日を写真に納める。
 さあ次は温泉♪この和琴半島には無料の温泉が2つある。さて1つ目は…、キャンプ場の歩道の脇にある混浴露天風呂なのだそうだ。服を着た家族連れが、水遊びみたいなことをしている。ここはプールじゃねーぞ…。
 さすがにあの場で脱げる状況じゃなく、もう一つの方へ。けもの道の奥に木造の小屋がある。男女の別無く、脱衣所と風呂だけ。水道はもちろんなし。電気もなし。
「き、汚い…」(←ごめんなさい)。ばっちいことには相当の耐性があるつもりの俺だったが、引いてしまうほど。いや、俺がぜいたくを言っているんだろうな…。
 それでも勢いよく湯につかり、顔がほてるくらい温まった。テントに戻ろうと歩いていると、若い夫婦が「この奥の温泉に入られたんですか?」。いやー、すぐに小屋が見えますよ。でもご一緒に入られるのはちょっと厳しいかもです。正直に話してしまったが「行くだけ行ってみよう」とご夫婦。…でも苦楽を共にして、いい思い出をつくって下さい♪(心の声)
 さ、風呂上がりにビールビール♪
 がしかしビール2本で、締めの天ぷらそばを食べることなく、ひっくり返って眠りに落ちてしまう。疲れた〜〜…
(つづく)


posted by Jori at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | Motorcycle | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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