2005年10月09日

etc.一級2次試験

 地獄を見にいってきます。

05-10-09_19-51.jpg
↑今年の問題用紙と、エスキス用紙(上に既存建築物の平立断面図)

 ただいまー。
 なんていうか、ブログ更新する暇もないくらい勉強してたわけじゃないんだけど、もー精神的にだいぶお疲れだったす。

 さて、試験。
 あの問題つくった奴の顔が見てみてええ…(苦笑)
 数十年にわたる試験の歴史の中で、今年の試験はけっこうな節目になるんじゃないかと思う。図面用紙配られたとき「あ゛!?」って叫んだもんな。保存建築物かぁ。エスキス用紙に情報が印刷してあるなんて、無茶苦茶だよ…。
 ポイントが保存建築物とのExp.J(エキスパンションジョイント)。そんな問題やったことねえ!という受験生がほとんど100%だったんだろう。
 あとは立面図か。この試験での立面図っていや、ふるくさーい特徴のない立面ってのが常識なのに、保存部分と意匠をそろえろ、みたいなことをやらせてる。そんな練習をしてた受験生なんて、それこそ皆無だって。
 参考までに、2ch受験生の悲鳴

 逆に考えていくと…、Exp.Jの構造不適格で一発失格にはならないと思う。問題文にあった「柱芯を既存と1.5m空けよ」ってのに違反しない限り、どんなにヘンテコな構造でも減点ですむはず(希望)。そうじゃなきゃ、失格続出で、得点の統計なんてまともに発表できなくなっちゃうもんね。俺はかろうじて、実務でExp.Jのある建物の造作工事とかやったことあったから、ジョイントパネルとか何となくの寸法感覚はあった。こりゃ助かった。
 それにしても、2chに書いてあった「既存と新設を防火区画する」なんて発想、実務でこの通りの物件でもやってない限り、簡単に思いつくもんじゃねえぞ。学校の先生だって下手すりゃ描き漏らすよ。…これも失格はないだろう(てか、この2chネタの信憑性も疑わしい)。
 あとは立面意匠。これも、「既存と意匠を全く同じように合わせてなきゃ失格」なんてことはないはず。俺は窓のレベルとかたちをそろえてたから、そこまで派手な減点はないだろうと判断した。スパンが違うんだから梁せいだって違ってくるのに、無理して意匠をそろえると、それこそ構造不適格になるんだから。てゆーかさ、受験生が練習している立面図と、微妙に意匠を変えて出題しているところが頭くるんだよな。問題作った人間は、それこそニヤニヤしながら作ってたはずだ(怒)

 既存と新設の取り合いだけでこれだけの要素があるんだから、新設の要求に落とし穴とかはないと思う。新設部分の諸室は結構簡単に感じられたけど、そう思えてよかったはず。1FL=+300をクリアするスロープも確保したし、機械室階高4500もとったし。吹き抜けの防火区画も万全。ゾーニングと動線も問題なし。一つ無窓居室ができちゃったけど天窓で回避したし。大サービスで、2階の廊下も自然排煙にしてあげたし。

とすると、俺の減点項目予想は、
・Exp.Jの構造不適格で-2点
・Exp.Jの防火区画不備で-1点
・Exp.J断面の防水処理-1点
・Exp.Jをまたいだ室計画-1点
・立面の意匠不統一で-2点
・時間が足りずに描込密度が低かった外溝表現-1点
まだあった。
・空調がヒートポンプなのに、単一ダクト方式の図にしちゃった-1点
計-9点=41点。
 50点満点中40点で合格だから1点余裕あり!…って余裕なんてないでしょ(汗)


 その後、色々掲示板を見てたけど、俺と同様、
うわーとか、やべーとか、そんなんばっかりw もう、みんな大好き!
基本的には、受験資格に実務経験が必要で、
なおかつ学科試験を突破してきた方々なのに…(もちろん俺も)。
 それでも減点が範囲内なら、晴れて一級建築士。人命をあずかる
建築を設計することができるようになってしまう…。
 かといって、日本のあちこちでやべー建物が立ってるわけじゃない。
…ここが資格と資質の違いなんだなあと思う。

 俺の場合は、この「資質」を得るために、資格を欲しがって
いるのです。

 ホントもう、嫌。来年また受けるなんて…、いや…。


posted by Jori at 11:18| Comment(0) | TrackBack(0) | etc. | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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