2005年06月04日

Stage「猫に訊け」

2005.6.1 劇団ブルースタクシー vol.11「猫に訊け」
@中野ザ・ポケット

 模擬試験前日にも関わらず、芝居へGO〜。
 ブルタクは、もう5,6回くらいは連続で観ている劇団。
猫に訊け、とは主人公が猫ということ。着ぐるみを着た役者さんが物語の進行役なわけだ。
…しかしこのへんてこな設定が、容易に受け入れられてしまうのが、芝居のおもしろいところ。
舞台が、再開発で取り壊し寸前のぼろアパートということで、猫以外の他の出演者は住人たち、もちろん人間なのだ。この住人たちの演技によって、舞台上には間違いなく猫が存在している、と納得してしまう。
 ストーリーは、猫の視点から見た、住人たちの恋愛物語。
 ブルタクではいつものことながら、笑いあり涙あり、歌に踊りにどたばたと、観るものをあきさせない。だが、今回は、役者の芝居を引き立たせるようなつくりをしていた。
 いくつもの、いろんなかたちの恋愛があって、終わっていく恋愛もあれば、未来へ歩み出す恋愛もある。物語が何かの結末や結論を導くものではなく、見終わったあとにほのかに何かが残る…という、芝居として見事なまとめ方をしていた。作・演出・座長さん。いや、ホントすごい人だ。
 そのいくつかのエピソードの中のひとつには、個人的にえらく観ているのも辛いものがあった。泣く場面だっていうのにそれどころじゃなく、もう頭の中が嵐のようにぐっちゃぐちゃな状態にもなり…。こんなふうにあの場面を見た客も俺一人なんだろうなあ。

 座長さんいわく、どのシーンで涙を流したかでその人の恋愛の歴史が分かる、とのこと。
 …いやね、ホントに参りましたよ、俺は(苦笑)


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2005年04月29日

Stage「世にも俺を惑わせる花」

2005.04.29 MCR(劇団)vol.23「世にも俺を惑わせる花」@中野劇場MOMO

 MCRさんの芝居を観るのは、これで3本目。前作2回とも、自分の観た芝居ランキングでいいところに残っているようなおもしろい作品だ。しかも、毎回何かの方式やらジャンルやらにとらわれているところがない。常に挑戦をしている、というか、飽きっぽいのか(笑)
(勝手にあらすじ♪)
 世界は現代。私立探偵事務所に男が依頼に現れる。
「僕の彼女のことを調べて下さい」
彼は、遺書めいた手紙を手にしたまま、通り魔殺人の被害者となってしまった女性の婚約者だった…。

 もはや語る口を持たない女性を中心とした、探偵モノというわけである。中〜長編の小説くらいのボリュームがあって、一本のお話としてかなり歯ごたえが有る。台本なんてねーぜ、みたいなノリで、話の筋が思いっきり抽象的になることが多い小劇場演劇で、今回は下手すると珍しいくらいだったかもしれない。自分はむしろ、小劇場という、表現する上で制約(場面ごとのセットなんてなし!手間のかかる小道具なんてなし!火禁止、水禁止etc....)があまりに多い中できちんと「お話」を演じきることができる役者・劇団の方が、本物だと思っている。

 ほんと芝居は奥が深いねえ…。充実した時間を過ごさせて頂きました♪
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2005年04月23日

Stage「哀愁の剣」

2005.04.22 劇団Wild Life Makers 第20回公演「哀愁の剣」@アイピット目白

 この劇団は、学生時代とてもとてもお世話になった劇団。
もう、かれこれ何年になるのかなあ。今回出演する役者さんたちは、座長を除いて、もう俺が立ってたときの人はいない。俺より若い人が多そうだ。
 WLMの売りは、何て言ったって「アクション」。殺陣(たて)というやつだ。
前時代的?はやらない?そんなことはない。かなり見方は違うが、映画「マトリックス」なり「キル・ビル」なりでは作品の一つの柱になっていることは確か。俺はへなちょこだったけど、ほんまもんの空手・有段者が舞台上で立ち回る姿は、体の中に何かが沸き起こらないわけがない。まして、手を伸ばせば届いてしまう、小劇場で、だ。
 400年前、恋人を目の前で殺された侍が、現世で恋人の生まれかわりである主人公「魅子」の前に現れる、という筋。2年前上演した同作のリニューアルである。
 すっかり遠のいてしまっている自分だが、当時からの根が相当深く張っているらしく、体が反応する。単純に「体動かしてぇ〜」となったのも、それなりに物語の世界に入っていってしまっていたようだ。

 座長=演出はもちろん、脚本&演出補さん、舞台照明さんも顔なじみ(というか恩人)。自分よりも、老け込んだ会社の上司たちよりも、年上。なのにこれでもかってくらい生き生きしている。こういう大人になりたい!なんて思っている時点で、それとは違うところを歩いちゃってる気もするけど…、やっぱりおもしろいことやっていかにゃ!
 
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2005年03月04日

Stage「Torys!」

2005.03.04 演劇「MOBO Presents『Torys!』」@シアターX赤坂
出演:甘城美典、他

今回はまた、結構すごい方々が出演になってる芝居。
舞台は昭和30年代のとある町のトリスバー。セットが固定された、いわゆるシチュエーション芝居というやつだ。芝居の基本はこういうシチュエーション芝居なんだろうけど、自分はあまり得意ではなかったりする。というより、自分がやったことがないから…ってのが理由かなぁ。
まだ戦後の匂いのする世界観の中、自分たちの親の世代のちょっぴり年上の人たちが登場、いろいろな話題をふりまくわけだけれど…ちょっと世代がずれたなという感覚。自分くらいの世代だと、なつかしさを感じるのにちょっと足りない。もったいなかったなあ、という感想だった。
しかしまあ、立派な役者さんたちの中で、彼女もしっかりやっていたと思うし、次の機会につながるお仕事をこなしていたと思う。すごいすごい。




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2005年02月27日

Stage「あひるなんちゃら」

演劇『宇宙モノ』by「あひるなんちゃら」 @中野テレプシコール

芝居はけっこう久しぶりだ。去年はLiveの数なんて比較にならないほど芝居を観たけど、今年に入ってからは初めて。
大学の演劇部の後輩が出演している芝居で、今まで何度も観たことのある演劇ユニット「あひるなんちゃら」である。言ってしまえば、くだらなくてあくびの出る芝居なんだが、今回も腹抱えて笑ってしまう運命にあるんだなあ・・・。
100人も入らないようなちっちゃい芝居小屋での芝居は、やっぱり普段生活している限りでは絶対味わうことのできない、信じられないエネルギーに満ち溢れている。音楽のライブと通じるところはあるけど、全く比較にならない力が、役者を、客を動かしてるんだなあ、と改めて思う。
・・・ってとりあえず持ち上げておいたけど、いい加減あいつも良い年なんだから(後輩だけど同い年)。がんばってるのはわかるけど、こういう芝居はやめたほうがいいなあ。普段の舞台の息抜きでやってるのかもしれないけど。といいながら俺も爆笑しているわけだけど(汗)
むしろ早くお嫁に行ってくれた方が、先輩もうれしいぞ。
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